VMware Cloud Foundation(以降、VCF)には非常に便利なSoSユーティリティというものが備わっています。
この記事では、SoSユーティリティの使い方を説明していこうと思います。
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はじめに
SoSユーティリティはコマンドラインツールとなっています。SDDC ManagerにSSH接続し、rootに昇格します。
下記ディレクトリに実行ファイルが存在しますので、cdコマンドで移動します。
cd /opt/vmware/sddc-support
ヘルプの表示
サマリの表示
続いて、サマリを見てみます。
./sos --get-vcf-summary
接続性チェック
次のコマンドを入力して、すべてのワークロードドメインに対して接続性チェック操作を実行します。
./sos --connectivity-health --domain-name ALL
このコマンドは、管理ドメイン内のすべてのSDDC管理対象コンポーネントに対してネットワーク接続性テストを実行し、出力を表示します。[SSH connectivity status]が YELLOW になっているのは、ESXiのSSHアクセスを無効にしているためです。
DNSのヘルスチェック
次のコマンドを入力して、すべてのワークロードドメインに対してDNSヘルスチェックを実行します。
./sos --dns-health --domain-name ALL
このコマンドは、正引きと逆引きを実行し、結果を表示します。
証明書のヘルスチェック
次のコマンドを入力して、証明書のヘルスチェックを実行します。
./sos --certificate-health --domain-name ALL
このコマンドは、SDDCが管理するすべてのコンポーネントに対して証明書のヘルスチェックを実行し、その結果を表示します。
証明書の有効期限もチェックされます。